MENU
元人事担当のキャリアコンサルタントが解説!

仕事を辞めたいけど周りの目が気になる人へ。「3つの目」への対処法

冷たい目する同僚

(当サイトは広告が含まれています)

目次

仕事を辞めたいと思っても、どうしても気になってしまう周りの目。

周りに迷惑をかける、無責任と思われる、など罪悪感を持ってしまい、なかなか辞められない人は少なくありません。
でも、それはあなたにとって幸せな状態でしょうか?
そしてその心理の陰にはあなたの「思いグセ」が隠れています。

この記事では、キャリアコンサルタント歴17年、企業の人事部門の経験もある筆者が、仕事を辞めたいけど周りの目が気になる人に向けて対処法をお伝えしていきます。

仕事を辞めたいけど周りの目が気になる人、それは大抵思い込みなんです。

周りの目が気になるのは健全ではありますが、周りの目が気になるあまり何もできないというのはあまりいいことではありません。
なぜなら、あなたが思うほど周りの人たちはあなたのことを気にしていないからです。あなたも覚えがあると思いますが、よほどひどい辞め方をしない限り、人は辞めた人のことはすぐに忘れてしまうのです。
あなたが退職すれば職場に多少は影響がでるでしょう。しかし会社はチームワークであり役割を分担しあって構成されているので、誰かがあなたの仕事を引き継ぐだけなのです。
もしあなたが抜けて仕事が立ち行かなくなるなら、それは会社の責任です。
平たく言えば、自意識過剰な人ほど周りの目が気になるのです。

気になってしまう3つの「周りの目」への対処法

気になってしまう3つの「周りの目」とは

社内の人間の目への対処法

  • お世話になった人に後ろめたい気持ち
    退職日まで誠実に仕事をする、感謝の気持ちを伝えるといいでしょう。
  • 退職する日まで気まずい
    仕事を辞めれば関わることはないと割り切る、退職日までカウントダウンしながら仕事に集中する、引継ぎ資料を充実させる
  • 残った人へ業務負担が増えて申し訳ない
    会社はチームワークです。辞める人がいれば他の人が業務を引き継ぐのは当たり前のこと。とはいえ当然という態度は反感を買ってしまう恐れがあるので、感謝と引継ぎをしっかりおこないましょう。
    マニュアル化するなど効率化させ業務負担を軽くすればいいですね。

家族の目への対処法

転職で最大の障壁は家族からの反対だったりします。家族に反対されないためには在職中に転職活動し次の仕事を決めてから辞めるのがいいでしょう。
辞める前に少しずつ辞めたいことを相談し、転職活動を始めたら状況を説明すると家族も安心します。

世間の目(友人・親戚含む)への対処法

一言で言えば、気にしないことです。世間はあなたの人生に責任を取ってはくれません。
マウントを取られても自分の人生に役に立たない言葉は聞き流しましょう。自分が正しいと信じて疑わない相手にムキになって反論しても、あなたが余計ストレスを感じるだけです。
大事なのは自分が幸せかどうかであって、周りの人の(本当かも分からない)期待に応えることではないことを覚えておいてくださいね。

周りを気にして辞めずに我慢し続けるのは、時間と能力の無駄遣いな理由

行動しないことでチャンスを逃す

年齢を重ねることで内定率は下がります。
25歳くらいまでなら第二新卒として未経験でも内定が出やすいものの、それ以降は経験・スキル重視の採用となるため、年を重ねるほど未経験の業種への就職は難しくなるのです。

不満を溜めたまま過ごすとモチベもスキルも上がらない

愚痴が増えればネガティブな印象を与えます。ネガティブな思考ではモチベーションも上がらず、やる気がなければ新しいスキルを身に着ける気力も起きにくく、毎日不満を抱えるだけの日々に陥りがちです。

「あの時辞めてたら・・・」と後悔し後ろ向きになる

自分で決めた後悔より決断しなかった後悔の方が大きくなるのはご存じでしょうか。
後悔することがあると前向きに考えられなくなりがちです。後ろ向きな考えは運気も下がってしまいます。

周りの目が気になるときの対処法

  • 今この時間」「やりたいこと・やるべきこと」に集中する
  • 自分ではなく相手を主語にして考える
    自分がどう見られているかを考えると周りの目が気になってしまいます。相手は何に興味があるかを考えて行動すればいいのです。
  • 他人と比べるのをやめる
    他人の評価と自分の価値はイコールではありません。
    他人と比べるのは精神衛生上よくない上に無意味だと心に留めて置いてください。

タイパ重視なら転職エージェントの活用がおすすめ

転職活動といっても、やみくもに大手企業に応募するのは効率的ではありません。
転職の希望条件を整理し、履歴書や職務経歴書を企業別に作り面接対策もする必要があります。
転職エージェントは無料で利用でき、求人紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策をしてくれるので、積極的に活用すれば、効率的な転職活動ができるでしょう。

在職中の転職活動は時間が限られるので、土日も対応してくれるエージェントがいいですね。
アルバトロス転職なら年中無休で23時まで対応しており、企業に応募するまでならLINEだけで済ませられるのでおすすめです。

退職を言い出しづらいときの対応法

  • 閑散期・会議が少ない日など上司の時間と気持ちに余裕があるときを選ぶ 

    忙しいときや会議前など、上司が余裕のない時に大切な退職の相談をしても、退職までのスケジュールや業務の引継ぎなど相談する内容は濃いので、じっくり話し合えるときを選びましょう。
  • 2人になれるタイミングを見計らう

    仕事の進捗報告のついでに「お時間よろしいですか」とアポとるのもいいでしょう。

どうしても退職を言い出しづらい場合は退職代行サービスを。

ハラスメントの上司やそりの合わない上司でどうしても退職を言い出しづらい場合は、退職代行サービスに頼るという方法もあります。退職代行サービスは、退職希望者に代わって会社に退職の意向を伝えてくれるサービスです。
費用はかかりますが、上司と話をせずスムーズに退職でき、弁護士に依頼すれば有給休暇を消化してから退職するなど退職条件の調整もしてもらえる上、未払残業代の請求代行もしてもらえます。
多くの場合、退職時には有給休暇を切り捨ててしまいます。弁護士に退職代行を依頼すれば有給休暇の消化を依頼できるので、日給×有給休暇日数でそれなりのお金を切り捨てずに済みます。
失業手当をもらう際は退職月の給与も計算されるので、有給休暇を消化できればその分を労働日数としてカウントされるのでおトクなのです。

\ まずはLINEで気軽に相談!/

周りの目が気になるのは、細やかな気配り上手である一方、自分に自信がない表れでもあります。
めんどくさい人たちは自信のない人をターゲットにし、いいように使ってきます。社内のしがらみや人間関係のストレスは退職するまで続きます。耐えられるならいいですが、我慢の限界を超えると精神的に病んでしまう可能性もあります。
体調を崩して働けなくなる前に環境をリセットすることは逃げではありません。新たなスタートを切ることで開けてくることもあるのです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

mikanko blogのアバター mikanko blog キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタント歴17年
社労士事務所やハローワークでの勤務経験があり、よりよい環境で働くためのヒントが豊富です。
人事業務の経験もあるので、会社側と働く側双方の視点を持って解決策を伝えていきます。

目次