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元人事担当のキャリアコンサルタントが解説!

退職を切り出す勇気がでない人必見!知るべきベストな会社の辞め方

退職願を書く

退職を考えているけれど、上司や同僚にいつ、どのタイミングで、その気持ちをどう伝えればいいのかわからない。

そんな悩みを抱えている皆さんに向けて、退職の切り出し方やそのベストタイミングについて、元人事担当者でキャリアコンサルタント歴17年の筆者が詳しく解説します。

この記事では退職するまでのスケジュール管理や切り出し方について知ることで退職の不安を解消し自信を持って次のキャリアステップに進むためのヒントを得ることができます。

(この記事には広告が含まれています)

目次

退職を決意する前に考えるべきポイント3つ

  • 自分の本当の気持ちを整理する
  • 転職市場のリサーチ 
  • 退職理由を明確にする

自分の本当の気持ちを整理する

退職を決意する前に、自分が本当に何を求めているのかをしっかりと整理しましょう。今の職場での不満や、将来の目標を明確にすることが大切です。

やめる言い訳ではなく、異動などで不満や問題を解決できるか、自分は何をすれば快適に過ごせるかを考えてみるといいですね。

退職理由を明確にする

退職の理由を明確にすることは自分自身後悔しないために重要です。
明確な退職理由は上司や同僚に納得してもらいやすく、あいまいな退職理由は引き留めや不信感を持たれます。

「本当の退職理由」が会社に言いづらい場合、「建前の退職理由」も考えておきましょう。

転職市場のリサーチ

転職するためには転職市場の状況を把握しておくことが重要です。
自分のスキルや経験がどのように活かされるのかや勤務条件を知ることで、安心して退職に踏み切れます。

転職エージェントを利用すると、キャリアコンサルタントがあなたのスキルや経験を棚卸し、希望条件に合う求人を紹介してくれるのでおすすめです。
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退職するベストタイミング3選

<退職するベストタイミング>

  • 業務の区切りがつくタイミング 
  • ボーナスや昇給の後
  • 年末や年度末(四半期も)

業務の区切りがついたとき

プロジェクトや業務の区切りがつくタイミングは退職を切り出す良い機会です。後任への引き継ぎもスムーズに行えます。

プロジェクト途中に退職宣言をしてしまうと、チーム内の士気が下がってしまうので、タイミングや状況をみましょう。

ボーナスや昇給の直後

ボーナスや昇給のタイミング直後は経済的な不安が少ないため、退職を決断しやすい時期です。

筆者もボーナス支給月に退職しました。

年末や年度末

年度末や年末は、多くの企業が人事異動や組織変更を行うタイミングです。
この時期に合わせれば、退職をスムーズに進めることができます。

この時期は世の中でも退職者が多いこと、企業も区切りがいいことから、転職先が比較的見つけやすい時期でもあります。

退職までのスケジュール

STEP
3ヶ月前:退職の意思を固める 

まず、退職の意思を固めます。この期間に自分の本当の気持ちを整理し退職理由を明確にし、並行して転職市場のリサーチを行いましょう。

STEP
3~2ヶ月前:退職の準備を始める 

退職後の生活のための貯金や、転職エージェントを利用して次の転職先の確保を始めます。また、健康保険や年金の手続きについても確認しておきましょう。

有給休暇を消化し始めてもいいですね。

STEP
1~2ヶ月前:退職を正式に切り出す 

上司に退職の意思を伝え、引き継ぎの準備を開始します。具体的な引き継ぎプランを用意し、同僚との連携を強化しましょう。

STEP
最終週:引き継ぎを完了させる

最後の週は、後任への引き継ぎを完了させます。必要な書類や情報をすべて渡し、スムーズな業務継続を確保します。

退職を切り出す方法とポイント

直接上司に話す

退職など重要なことは最初に直属の上司に伝えるものです。また、退職などの重要なことをLINEやメールで伝えるのはマナー違反です。大事なことは対面・口頭で伝えることがビジネスでは必須、誠意を持って話すことが大切です。

退職理由はポジティブなものにする

退職理由はネガティブな理由ではなく、ポジティブな方向に話を持っていきましょう。「新しいチャレンジをしたい」と言えば引き留めるより応援してくれる可能性が高まります。

体調不良の場合は正直に伝えるといいでしょう。(体調不良による退職で引き留めることは基本的にないはずです)

引き継ぎの準備をする

退職を切り出す前に後任への引き継ぎの準備をしておくと、上司からの信頼と安心感を得やすくなります。具体的な引き継ぎプランを用意しておきましょう。

上司に退職を切り出すベストタイミング

上司が忙しくない時が大前提

退職を上司に伝えるタイミングは、上司のスケジュールによって大きく左右されます。上司が業務に追われている時やプロジェクトの締切や会議の前後では、新たな情報を受け入れる余裕がないため、退職を切り出す際は、彼らの忙しい時期を避けることが重要です。

翌日が休みの日の午後

上司がリラックスして気持ちに余裕がある状況で話をすることができるのが理想です。特に翌日が休日である午後は、彼らが比較的気持ちが落ち着いており、ゆっくりと話を聞いてくれる可能性が高いです。

昼休憩の後

昼休憩の後も、上司が一息ついているタイミングです。食事を摂ったり休憩を取った後は、気分がリフレッシュされていることが多く、会話にも耳を傾けやすいでしょう。仕事に追われていないかを確認し、休憩直後に「ちょっとお時間よろしいですか」と声をかけるのがいいでしょう。

朝一に会議がない日の始業前

朝の早い時間帯は、上司がまだ他の業務に追われていない可能性が高いです。特に会議などの予定がない日の始業前は、彼らが集中して話を聞ける良い機会となるでしょう。

上司の機嫌がいい時

人の気持ちは機嫌次第で変わります。上司が何か良いことがあったり、リラックスしている時に話を切り出すと、好意的に受け止めてもらえる可能性が高まります。

退職代行サービスを利用する

退職を切り出す勇気がどうしても持てない場合は退職代行サービスを利用するのがおすすめです。
あなたの代わりに退職意思を伝え、弁護士であれば有給消化など退職条件の交渉もしてもらえるので、余計なストレスを受けずにスムーズに退職できます。
費用はかかりますが退職代行サービスは会社と直接やり取りすることなくすぐに退職できるメリットがあります。
退職代行サービスについてはこちらの記事に詳しく記載してます。

退職を考えている方は、自分にとってベストなタイミングと方法を見つけ、次のキャリアステップに自信を持って進んでくださいね。

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この記事を書いた人

mikanko blogのアバター mikanko blog キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタント歴17年
社労士事務所やハローワークでの勤務経験があり、よりよい環境で働くためのヒントが豊富です。
人事業務の経験もあるので、会社側と働く側双方の視点を持って解決策を伝えていきます。

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