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元人事担当のキャリアコンサルタントが解説!

20代で次を決めずに退職するのはアリ?今すぐ辞めるべきケースと退職方法

退職届を出す女性

この記事は、20代で転職先を決めずに退職はアリか?リスクとデメリットを解説していきます。

会社が辛くて今すぐ辞めたいけど、転職活動する気力がない・・・

仕事のストレスで体調を崩しているから、とにかく早く辞めたい

次を決めずに辞めるのは不安だけど、とにかく今すぐ辞めたい・・20代だけど大丈夫かな?

実は・・20代なら、転職先を決めずに辞めてもそれほど大きな問題はありません

一般的に、転職先を決めずに退職することはNGですが、20代までならあまり問題ないことが多いです。特に「第二新卒」と言われる25-6歳までなら問題ありません。退職後の生活費に目途が立っているならなんとかなります。

しかし、リスクもあります。 この記事では、元人事担当者であり元ハローワーク職員、キャリアコンサルタント歴17年の筆者が以下のことを説明してきます。

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目次

20代で次を決めずに退職しても大丈夫な理由 

転職市場では需要が多い

年齢が上がるにつれて、求められるスキルや転職難易度が上がりますが、20代は経験よりもポテンシャルが評価されるので、需要が高いのです。専門性を高め給与アップを狙って専門スキルや資格を取得するのもいいでしょう。

転職回数が少ないなら不利になりにくい

初めての転職や2回目までなら、転職市場でも比較的寛容に受け入れてくれます。しかし短期離職を繰り返している場合は、「うちの会社に入社しても、どうせすぐに辞めるだろう」と判断される可能性が高いので注意。

未経験でも20代なら採用されやすい

20代は経験よりもポテンシャルを評価するため、異業種でも転職しやすいです。

今の仕事が向いていないから転職したいと考えているなら、20代のうちにキャリアチェンジすることをおすすめします。

20代で次を決めずに退職したほうがいいケース

ハラスメントに悩んでいる 

精神攻撃をするようなパワーハラスメントや、セクシャルハラスメントを受けているときはすぐに退職して問題ありません。「辞めたら周りに迷惑をかけてしまう」と辞めずにいると、精神的に病んでしまう危険があります。メンタル不調になると、退職や転職する気力がなくなり、日常生活にも支障をきたします。

体調を崩している 

ハードな残業などで体調を崩している、睡眠状態が悪い、心身とも余裕がない場合は、できるだけ早く退職し休養するといいでしょう。過労による体調不良は心の不調につながります。人手不足・激務な環境では退職が難しいかもしれません。そういう場合は退職代行を使い、できるだけ早く会社を去ることをおすすめします。

労働条件と実態が大きく異なる

事前に提示された労働条件と実態が大きく異なっていて、相談しても改善がみられないなら退職した方がいいでしょう。契約内容・労働条件を守れない会社はコンプライアンスを軽視している証拠。社員を大切にない会社は、待遇改善が見込めないからです。

ストレスなくスピーディに辞めるなら退職代行を利用すべき理由

退職代行

退職代行サービスのメリット

退職代行サービスのデメリット

退職代行サービスの種類

退職代行業者は、一般の代行業者、弁護士事務所などがありますが、有給休暇の消化や未払残業代の請求・退職条件の交渉は弁護士しかできない行為のため、弁護士に依頼することをおすすめします

会社ともめた場合でも弁護士なら間に入ってくれます

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20代で次を決めずに退職したくなった時の「辞める前に」やるべきこと

生活費を確保しておく

退職後の収入が途絶える前に、最低限の生活費を確保しておくことが重要です。3か月分の生活費を目安に貯金があると安心です。

失業手当(失業保険)の適用要件を確認する

退職後の生活を支えるために、失業手当の適用要件を満たしているか確認しておきましょう。失業手当の受給条件は、雇用保険の被保険者期間が12か月以上あることです。他にも要件があるため、ハローワークなどで確認するといいでしょう。

国民年金の免除・健康保険の切り替えを確認する

在職中は会社が年金と健康保険を半分負担してくれますが、退職後は社会保険を全額負担することになります。国民年金の免除や健康保険の切り替えについて調べておきましょう。

転職エージェントに登録する

転職活動をスムーズに進めるためには、転職エージェントへの登録が必須です。
転職エージェントは複数登録することで、多くの求人を知ることができます。
20代におすすめな転職エージェントは以下3社になります。

20代におすすめの転職エージェント比較表

特におすすめの「アルバトロス転職」は、23時まで対応してくれるだけでなく、LINEだけで登録から企業への応募までできるエージェントなのでおすすめです。

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「よりそいキャリア」は、中長期的な視点で転職先を探してくれるため、入社後半年以内での退職率が驚異の0.02%! AI適正診断と細やかなサポートで、「次の職場は長く働きたい」と思っている方ならおすすめです。

20代で次を決めずに退職した後にやるべきこと

失業手当の申請手続き

会社から離職票を受け取ったら、速やかにハローワークへ行き、失業保険の受給手続きをしましょう。手続きが遅れると受給開始日も遅れますので注意してください。

国民年金の免除・猶予申請の検討 

在職中は給与から天引きされている年金・健康保険料は退職すると自分で納める必要があります。国民年金は申請すれば免除や猶予期間を設けられることがあるため、役所か年金事務所で申請することを検討してみましょう。

健康保険の切り替え手続き

健康保険料を支払わないと医療機関では10割負担になることから、健康保険の切り替え手続きが必要です。会社の健康保険の任意継続か国民健康保険への切り替え、親の扶養に入る3つの方法があるため、よく検討して決めましょう。

転職エージェントに登録する 

転職活動する気力体力があったら、転職活動の第一歩として転職エージェントに登録しましょう。できれば複数登録してみることをおすすめします。
メジャーなところと、専門職や特色あるところを登録しておくといいでしょう。

アルバトロス転職」は無休で23時まで対応してくれ、最短1時間で応募完了するスピードと、ブラック企業を排除した企業を紹介してくれる安心感のあるエージェントです。LINEだけで登録から企業への応募までできるのでおすすめです。

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次を決める前に一刻も早く退職したいなら退職代行がおすすめ

ストレスなくすぐに退職できる退職代行、こんな人にこそおすすめ

など自分で退職を言いづらい場合は退職代行サービスを利用するといいでしょう。

ストレスなく、安心確実に退職させてもらうなら弁護士に依頼すべき理由

弁護士は非弁行為が可能なため、会社と退職日の交渉、未払残業代・未払い給与の請求、有給休暇取得の交渉、その他希望する条件の交渉が可能です
また、会社から退職者へ訴訟を起こされた場合は弁護士が対応してくれるので安心です。
ほか、労災申請代行やハラスメントによる損害賠償請求も弁護士だからこそ対応可能です。

詳しくは下の記事に書いているので、退職代行を検討する方はぜひ読んでみてください。

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この記事を書いた人

キャリコンみかんこのアバター キャリコンみかんこ キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタント歴17年
社労士事務所やハローワークでの勤務経験があり、よりよい環境で働くためのヒントが豊富です。
人事業務の経験もあるので、会社側と働く側双方の視点を持って解決策を伝えていきます。

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