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元人事担当のキャリアコンサルタントが解説!

1人事務、自分しかできない仕事は休めないし辞められない?余裕で退職する方法

1人だけ仕事をしている

1人だけの仕事なので、体調が悪くても休めない

仕事の代わりがいないので、急用ができても休めず困っている

辞めたいと言ったら、辞めるなら後任を連れて来いと言われた

自分しかできない仕事を抱えて、休みたいのに休めない、辞めたいのに辞められないのは深刻な問題です。責任感の強い人ほど、自分がなんとかしなくてはと頑張って辞めたいのに辞められない状況に陥りがちです。

希望する日に退職するのは、労働者の当たり前の権利です。

人員配置や業務分担は、あなたの責任ではなく、会社が考えるべきことです。後任を連れてくるまで辞められないと諦めなくてもいいんです。

この記事で分かること↓

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目次

自分しかできない仕事で休めず悶々としているなら退職すべき理由

有給休暇は必ず付与され、期限を過ぎると無効になる 

有給休暇は法律で毎年決まった日数が付与されます。正社員なら入社後半年で10日が付与、最高で年20日がもらえるのです。しかし、有給休暇は時効があり、2年間で消滅します。使わなければなかったことになるのです。

20日丸々切り捨てた場合、約1か月分の給料相当額を捨てたことになるのです。

辞めるのに遠慮はいらない理由

民法では、2週間前に会社に対して退職の申し出をすれば、退職の自由として自由に辞められると定義されています。

よく「後任を連れて来ない限り退職は認めない」と言われることもあるようですが、会社の人員配置や業務分担は会社の責任でおこなうものです。雇われた一社員が責任を負うものではないのです

退職する方法3選。トクするのは退職代行を利用

慰留される可能性のある「一般的な退職」

上司に退職の申し出をし、退職日や引継ぎの相談、退職願の提出、引継ぎ作業、退職日まできまずい日々をやり過ごし、退職する、いわゆる一般的な退職方法です。

上司から慰留ハラスメントや、あっという間に広まる退職の噂で周囲からの好奇の目や噂話の標的になる可能性も高いです。

突然出社を辞める「非常識退職」

ある日突然出社するのをやめ、会社からの連絡を一切無視してそのまま退職してしまう、いわゆるバックレです。飛ぶとも言うようですが、退職には社会保険や雇用保険の手続きなど様々な手続きがあること、放り出された仕事の引継ぎが滞るなど、バックレると会社側に多大な迷惑がかかります

バックレする人は、バックレを繰り返します

バックレは、ダメ、絶対。

ストレスなく確実に辞められる「退職代行」

退職代行とは、労働者本人に代わって弁護士や代行業者が会社に退職の意思を伝えるサービスです。
「自分で退職を言い出せない」「会社が辞めさせてくれない」「出社せずに会社を辞めたい」という悩みを持つ労働者にとっては、慰留ハラスメントや同僚たちの興味本位な質問攻めにあうことなく、サクッと辞められるのです。

退職代行を利用するメリット・デメリット

退職代行のメリット

  • 会社と直接やり取りをする必要がなくなる 
  • 会社からの慰留ハラスメントを阻止できる 
  • すぐに退職できる

退職代行のデメリット

  • 費用がかかる 
  • 会社とトラブルに発展するおそれがある 
  • 退職癖がつく可能性がある

退職代行業者の比較

退職代行サービスは大きく分けて弁護士、退職代行ユニオン、退職代行業者が請け負っています。

退職条件の交渉や未払残業代請求まで交渉できるのは弁護士

弁護士は非弁行為が可能なため、会社と退職日の交渉、未払残業代・未払い給与の請求、有給休暇取得の交渉、その他希望する条件の交渉が可能です。

また、会社から退職者へ訴訟を起こされた場合は弁護士が対応してくれるので安心です。
ほか、労災申請代行やハラスメントによる損害賠償請求も弁護士だからこそ対応可能です。
料金は4~6万円割高ですが、確実さと安心感があります

退職条件の交渉ができる労働組合

労働組合は団体交渉権があるので退職条件の交渉が可能です。
料金は2.5~4万円が多い印象です。組合によっては退職代行を依頼するために組合員になる必要があり、別途組合費がかかる場合があります。

ただし、近年活動実績がなく問題視されている労働組合があり問題視されていたり、会社から「労働組合が退職交渉するのは非弁行為ではないか」と主張され交渉が難航するリスクがあります

安さだけで選ぶなら退職代行業者

一般の企業が労働者に代わり会社に退職意思を伝える行為のみおこないます。あくまで退職の意思を伝えるだけで、未払賃金の請求や有給休暇の消化に関する交渉はできません。料金は2~3万円が多い印象です。

弁護士、退職代行業者、退職代行労働組合のサービス比較

退職代行を依頼するなら弁護士がおすすめなこれだけの理由

  • 退職日や有給休暇消化・残務の引継ぎなどの調整、給与や残業代の未払についての交渉、ハラスメントの慰謝料を請求など退職条件の交渉ができる
  • 退職に伴う社会保険などの手続きの依頼が可能
  • 未払給与など金銭の請求代行の依頼が可能
  • ハラスメント等に対する慰謝料請求を依頼可能
  • 労災認定の依頼が可能
  • 万が一会社から損害賠償請求をされても対処可能
  • 会社とのトラブルのリスクが他の代行業者よりも圧倒的に少ないから安心

おすすめの弁護士事務所TOP3

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退職110番ガイア法律事務所
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退職代行を扱う法律事務所の比較表

3位 知名度抜群だが高価格:アディーレ法律事務所

TVCMで知名度は高いですがその分費用は高め。

有給休暇が取得できたとしても77,000円の費用はネックになりますよね。

2位 低価格だけど無料相談なし:退職110番

安いのは魅力的ですが、他事務所と異なり最初に料金を支払わないといけないため、事前の相談ができません。依頼するのに事前に相談ができないのは不安ですね。

1位 退職実績100%24時間LINEサポート:ガイア法律事務所

無料相談があるので申し込む前に不安点は解消できるので安心です。料金も比較的リーズナブルなので有給消化して退職したいなら高くはないでしょう。
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イチオシはやっぱり「ガイア法律事務所」

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この記事を書いた人

キャリコンみかんこのアバター キャリコンみかんこ キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタント歴17年
社労士事務所やハローワークでの勤務経験があり、よりよい環境で働くためのヒントが豊富です。
人事業務の経験もあるので、会社側と働く側双方の視点を持って解決策を伝えていきます。

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