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元人事担当のキャリアコンサルタントが解説!

サービス残業しないと終わらないなら今すぐ脱出すべき理由と脱出方法

過労ストレス病気

サービス残業しないと終わらない毎日、もう限界・・

残業代も出ないのに遅くまで仕事・・今年中になんとかしたい

筆者もかつて同じ問題に直面していました。

朝早く出勤し、夜も遅くまで仕事。土日も出勤したり、過労でダウンしても午前中病院で点滴を打ってもらい元気をつけて終電まで仕事、なんてこともしてました。当時は「私がやらなければ」「仕事が終わらないから仕方ない」と使命感と諦めを持って仕事してましたが、普通じゃないですよね。

この記事で分かること:

このブログでは、元人事担当でキャリアコンサルタント歴17年の筆者が説明していきます。

目次

あなたは該当する?サービス残業しないと終わらない生活と、今すぐ脱出すべき理由

サービス残業のパターン

  • 残業代を申請しない(できない)状態で仕事を続ける
  • 仕事を持ち帰る
  • 取引先などで時間外の打合せ
  • 在宅勤務で勤務時間を正しく申告しない
  • 始業時間より早く勤務開始する

サービス残業の多い職場から今すぐ脱出すべき理由

サービス残業をするということは、残業代が支払われていない、正当な報酬を得ていないことですよね。
この状況を諦めて受け入れている人は、言葉を選ばずに言えば会社にとって「都合のいい人」であり「やりがい搾取」状態です。

搾取され続けると、人は意欲を奪われ、疑問を持ったり考えることを放棄してしまいます。

そうなると、スキルアップや業務改善など前向きな行動を取れず、自分のスキルは上がらないまま年を重ね、いざ転職しようとしても年収ダウンの転職しかできなくなる恐れがあるのです。

サービス残業が常態化して苦しい・・退職すべき状況かの判断ポイント

これに該当するなら退職を検討すべき!チェックリスト

サービス残業が常態化し残業代もきちんともらえないなど、納得できない状況が続いているなら、以下の4つに当てはまるか考えてみましょう。

上記4つのパターン、どれか1つでも当てはまるなら、できるだけ早く退職した方がいいでしょう。

自分さえ我慢すれば・・・という自己犠牲の精神は、会社では都合よく使われるだけです

我慢の限界は自分では案外分からないものです。多くの人は我慢を重ねて、ある日突然心の糸がぷっつり切れてしまうのです。

通常の退職までのスケジュール

STEP
3か月前:退職の意思を固める

転職準備を始める

STEP
2か月前:退職の準備を始める

上司に退職を切り出す。引継ぎに関する相談を始める。

STEP
1か月前:会社へ退職を正式に伝える

退職日の相談、引継ぎ者と引継ぎ内容の決定、引継ぎ作業

STEP
最終週:引継ぎを完了させる

退職するという噂は思いのほか早く広く広まります。同僚の中には、あなたの退職理由や退職した後どうするかなどを興味本位に聞いてきたり、それを噂で広めたりします。

また、同僚もサービス残業が常態化しているなら、あなたが退職すると知れば嫌味や嫌がらせをされるかもしれません。人は余裕がないと何をするか分からないのです。

退職するなら退職代行がおすすめな理由

退職代行は、あなたの代わりに専門業者が会社に退職の申し出をおこなうサービスです。

上司に退職を言うと、慰留ハラスメントや退職を阻止される、退職日まで嫌がらせを受けるなどの恐れがある場合はなおのこと、会社とやり取りをせずに退職日にスパッと辞められる退職代行の利用価値は大きいです。

サービス残業した分の残業代を請求する方法

未払残業代の請求方法

未払残業代の請求方法は2種類、本人が直接会社に請求する方法と、弁護士に請求してもらう方法があります。

本人が直接会社に請求した場合交渉に多大な労力とストレスがかかるわりには、得られる金額は少ない場合が多いです。

弁護士に依頼すれば、有効な証拠さえそろえば、弁護士が会社と交渉してくれるので、法的根拠をもとにもらえるべきお金をもらうことができます。

未払残業代は、退職代行も扱う弁護士に請求してもらえ!退職代行とそのメリット

弁護士は未払残業代を請求してくれるだけでなく、退職条件の交渉など幅広い退職代行サービスをおこなっています。

自力で交渉すると、労力とストレスと手間がかかるわりに、取り返せる金額が少なくなりがちですが、弁護士に依頼すれば、すべてお任せして未払残業代を取り返せるのです。コスパもタイパもいいですね!

サービス残業した分の残業代をもらって辞めたいなら弁護士に退職代行を依頼すべし!

退職代行

退職代行は3種類 

退職代行には3種類あり、一般の退職代行業者、労働組合、弁護士がおこなっています。

「サービス残業した分の残業代を受け取って辞めたい」「取れずに余っている有給休暇を消化して辞めたい」なら、非弁行為が可能な弁護士が対応してくれます。

一般の退職代行業者は、退職をあなたの代わりに伝えるだけなので、退職金や残業代の交渉や、有給休暇を消化して辞める交渉など、あなたの代わりに交渉することは一切できません。

退職代行に強い、おすすめの弁護士事務所

退職代行を扱っているおすすめ弁護士事務所ベスト3を比較すると下表のようになります。

退職代行を扱う法律事務所の比較表

法律事務所のサービス内容に差はほとんどないことから、料金やサポート体制で選ぶのがいいでしょう。

24時間問い合わせでき、無期限サポートがついてLINEでやりとりできる、ガイア法律事務所がおすすめです。

ガイア法律事務所は今、無料相談を実施しています。LINEだけで退職代行の依頼も可能ですので、サービス内容など気になることは早速問い合わせてみることをおすすめします。

イチオシは無期限サポートのある「ガイア法律事務所」

ガイア法律事務所

以上おすすめの弁護士事務所ベスト3を紹介しましたが、イチオシは無期限サポートのある「ガイア法律事務所」です。

退職を言い出しづらい、未払残業代を請求してほしい、退職条件の交渉を頼みたい、会社の人と関わらずに退職したい方は、まずはLINEで無料相談をして1日でも早い退職を目指しましょう。行動するなら今です!

サービス残業ばかりの生活であなたの努力が報われない状態が続くのは健全ではありません。心身が疲労しうつ状態になる可能性もあります。

一度体を壊すと社会復帰まで時間がかかり、収入も健康も不安定な期間が続きます。
退職を言い出しづらい場合は退職代行サービスを使うのがいいでしょう。弁護士に依頼すればあなたの代わりに退職の意思を伝え、引継ぎの伝達、未払残業代の請求、有給休暇の消化など退職条件を交渉してくれます。

考える余裕がないし、とにかく早く辞められればいいです・・・

有給休暇が20日残っている場合は、ほぼ1か月分の給料に相当します。1か月の給料分を切り捨てて辞めるなんてもったいない!

毎月20時間のサービス残業をしているなら、基本給25万円の場合、約39,000円/月程度が受け取れます。

そんなにもらえるの!?自分の権利ならもらえるものをもらって辞めたいです。

まずは、自分の健康や生活の質を最優先に考え、もらうべき報酬はしっかり請求し、もらって退職し、新たなスタートを切りましょう。心から応援しています。

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この記事を書いた人

キャリコンみかんこのアバター キャリコンみかんこ キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタント歴17年
社労士事務所やハローワークでの勤務経験があり、よりよい環境で働くためのヒントが豊富です。
人事業務の経験もあるので、会社側と働く側双方の視点を持って解決策を伝えていきます。

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