MENU
元人事担当のキャリアコンサルタントが解説!

やることが多すぎて目標を忘れる?日々の習慣で夢を現実にするコツ

目標達成イメージ

あなたは新年や新年度で立てた目標を覚えていますか?

お正月に毎年目標を立ててはいるけど・・・いつの間にか忘れてるかも。

毎日の生活で忙しさに追われて、新年や年度初めに立てた目標を忘れてしまうことはよくあります。統計では半数近くの人が立てた目標を忘れてしまうそうです。仕事の目標を設定したものの、日々の忙しさに追われ、気づけばその目標を忘れ、達成できずに評価が下がることを心配している方も多いでしょう。

成長を実感したいのに目標が達成できないと悩んでいる方のために、この記事では、日々の習慣で目標を忘れずに夢を現実にするコツを紹介します。キャリアコンサルタント歴17年の筆者が、効果的な目標管理の方法をお伝えします。

目次

目標を忘れないためには、目標を視覚化し毎日意識すること。

目標を紙に書いて、目に見える場所に貼っておくことは非常に効果的です。デスクの前や自宅の冷蔵庫、スマホの待ち受け画面など、日常的に目にする場所に目標を貼りましょう​。これにより、目標を忘れずに常に意識することができます。

また、AsanaやTrelloなどのプロジェクト管理ツールを使って目標を管理するのも有効です。これらのツールを使えば、タスクを細分化し、進捗を可視化できます​。また、リマインダー機能を活用して定期的に目標を確認する習慣をつけましょう。

仕事と同じ、PDCAサイクルを回すんですね。

スケジュール管理が大切なんですね。

小さなステップに分けて達成感を得る

目標を達成するためには、それを小さなステップに分けることが重要です。例えば、1年以内に達成したい目標を月ごと、週ごとに分けて設定するのです。これにより、今やるべきことがはっきりして取り組みやすくなり、一歩ずつ達成に近づくのでモチベーションを維持できます。

目標達成のためにやるべきことをいくつかに分けて、段階を踏んでやっていくのね。

週ごとにまで目標達成のプロセスが分解できたら、毎朝その日に達成するべきタスクリストを作成し、優先順位をつけて取り組めば、日々の忙しさに埋もれずに目標に向かって進むことができます​。完了したタスクをチェックすることで、達成感を得られ、次の日のモチベーションも高まります。

STEP
1年の目標を立てる

目指す姿、ありたい姿を具体的に決めます。 (例)TOEIC800点取る

STEP
半年・四半期ごとに到達できるゴールを決める

目標に到達するための、次のステップとなる目標を決めます。
 (例)前半年でTOEIC攻略本を終わらせ、後半年で過去問題集を終わらせる。

STEP
月ごとに達成させることを決める

 (例)TOEIC攻略本を1か月で1単元やる、過去問題は1か月で1年分やる。

STEP
週ごとにやるべきことを決める

 (例)1週間でTOEIC攻略本の2小単元やる。英単語を●語覚える。

STEP
毎日のやるべきことを決め、実行する

 (例)TOEIC攻略本を●ページやる。英単語を●語覚える。

STEP
1週間終わったらやったことを振り返る

できていたら、自分を褒める!できなかったら、できなかったものを洗い出す。

STEP
できていたら、次週に毎日やるべきことを決めて実行する

できていなかったら、できるための方法を考え、必要に応じて週ごと・月ごとに達成することを修正する。

目標は分解したものを厳守しなくてもいいのね!

大切なのは「実現可能な目標」に向かってやるべき「できること」に細かく分けること。できなかったら「できること」に修正すればいいんです。

小さなことを1つずつクリアできたら、達成感もやる気も上がりますね!

目標を周囲に宣言し、サポートを得る

目標を周囲の人に宣言することで、自分自身にプレッシャーをかけ、目標達成の意識を高めることができます​​。また、周囲の人からのサポートやアドバイスも得られやすくなります。

身近な人がいいアドバイスをくれたりしますよ。

仕事に関する目標なら、上司がサポートしてくれることが多いです。

また、チームのメンバーや上司に進捗を定期的に報告することで、自分の目標に対する責任感を持つことができます​。この方法は、特にプロジェクトチームでの目標設定に有効です。

宣言した人たちに励ましてもらって、しぼんでいたやる気も復活しました!

自己リマインダーを設定し、習慣化する

スマホやPCのリマインダー機能を活用して、目標を定期的に思い出す習慣をつけましょう​​。

毎週月曜日の朝に目標を確認する時間を設定するなど、定期的なチェックポイントを設けることが大切です。

また目標を達成するためには、それを習慣化することが必要です。おすすめは、毎朝のルーチンの中に目標確認の時間を組み込むこと。自然と目標を意識する習慣が身につきます。また、ポモドーロ・テクニックを使って集中力を高め、短時間で目標に向かって効率的に作業を進める方法もあります。

*ポモドーロ・テクニックとは、25 分間の作業セッションに 5 分間の休憩をはさんだ時間管理術。 効率的なだけでなく、作業を分割し 1 つずつ処理していけるため、精神的な疲れも減らせます。

【実践報告】筆者の知人は、目標達成を積み重ねて、着実に会社を大きくしています。

筆者の知人に、毎年1月1日の夜にフェリーに乗り、1晩かけて船旅を楽しみながら新年の目標と計画を立てている人がいます。それも10年以上。新年の最初の日に目標を立て、確実に達成させるための毎月の行動計画を考えるのです。

経営者であり、様々な団体に参加し中には要職にもついている彼の手帳はいつもスケジュールでびっしり。なんと10分単位でスケジュール管理をしているのです。

そんな多忙な生活でも、週末には車で片道1時間以上離れた山へ泊まり込み、荒れた山林の間伐をしたりバイオトイレやキャンプサイトを整備したり、山を活かすための様々な取り組みをしています。

会社の売上はずっと上向き、従業員も社長を信頼していてとてもいい雰囲気、仕事だけでなくプライベートも充実している姿は、目標を立てて生きることで人生が充実するということを教えてくれます

「忙しい」は言い訳にならないと反省もさせられます(笑)

皆さんも忙しい毎日の中でも目標を忘れずに、確実に達成へと進むことができます。これらの習慣を日常生活に取り入れて、仕事やプライベートでの目標を着実に達成し、成長を実感してください。

成長していくと、かかわる人たちも変わってきます。より充実した人生を送るためにも、何でもいいから目標を持って進むことが自分の成長と幸せにつながりますよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

キャリコンみかんこのアバター キャリコンみかんこ キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタント歴17年
社労士事務所やハローワークでの勤務経験があり、よりよい環境で働くためのヒントが豊富です。
人事業務の経験もあるので、会社側と働く側双方の視点を持って解決策を伝えていきます。

目次