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元人事担当のキャリアコンサルタントが解説!

退職の引き止めがうざい・・転職先に違和感を感じたら即見切りをつけるべき理由

新年度、転職・転勤したけど、思ってたのと違う

新しい職場、なんかヤバイかも・・

筆者も派遣された職場に違和感を感じたことがあります。派遣から直接雇用に切り替わった途端、違和感は問題として表面化し、2週間で辞めました。

でも、

退職したいけど、上司に引き止められる時間が無駄

引き止めようとする上司の意図も分からないし、上司と2人きりで気まずい思いをしながら引き止められる時間も意味はないと思うのも当然です。

この記事では、

  • 新しい職場で感じる違和感の正体 
  • 違和感を感じたら早めに見切りをつけるべき理由 
  • 新しい職場で引き止められず辞める方法
  • 注意!引き止めが嫌だからとやってはいけないこと  

について、元人事担当者でキャリアコンサルタント歴17年の筆者が体験談を含めて説明していきます。

目次

転職先に違和感を感じたら即見切りをつけるべき理由(体験談あり)

新しい環境に違和感を感じたら、それは90%当たっています

新しい職場に違和感を感じて辞めたいと思う人は60%います

早めに見切りをつけて退職するメリット 

  • 合わない職場から離れれば体調悪化を防げる 
  • 自分に合った職場を見つける機会ができる

慣れない環境にストレスがかかるのは普通のことですが、過度なストレスは心身をむしばみます。心のストレスは自覚がなくても、ある日突然体調不良などに出ることもあります。

今感じる違和感の正体を洗い出し、次の転職先選びに役立てるのが賢明です。

筆者が違和感を感じてから退職するまでの体験談

筆者が派遣社員の頃の話です。

派遣先は雰囲気もよく、仕事もしっかり系統立てられてやりやすく、働きやすい環境も整っていた職場でした。

しかし配属20分で違和感を感じたのは、私の指導係となった女性。しかしすぐに違和感の正体が判明しました。

常に監視され、思い込みが強いマイルールを強要するだけでなく、週に1度は些細なことでキレる。注意する時の言い方もキツいけれど、仕事だと割り切っていました。

しかし、派遣社員から直接雇用に切り替わった途端、指導係の女性は本性を発揮し、毎日キレるようになりました。郵便物の整理の仕方一つにもキレながらマイルールを強要する始末。

すぐに管理者に相談し、指導係を変えてもらいましたが、世話好きな元指導係は指導をやめません。1週間後、ストレス性めまいを発症してしまい、退職しました。

新しい職場で感じる違和感の正体と対応策

最初に感じた「なんとなく」はとても大切な直感です

転職先・異動先に感じる違和感は主に以下の4点です。

  • 仕事の進め方 
  • 社風・社内ルール 
  • 人間関係・コミュニケーション 
  • 求人条件・雇用条件

仕事の進め方が合わない

前職やこれまでの経験と仕事の進め方が異なるのはある意味当然です。すぐに適応することは難しいかもしれませんが、新しいスキルや知識を得るチャンスと捉えることも大切です。

合理的な方法をすぐに提案しても受け入れられない可能性が高いです。あなたが実績を積み周りから信頼を得てから改善を提案するのが得策です。

社風・社内ルール

社風は長い間自然に出来上がった考え方・やり方・環境で、根付くと変わりにくいもの。

柔軟に適応するトレーニングと捉えて取り組み、やりにくい場合は相談するといいでしょう。ただし、今までのやり方を否定するのはNG、前向きな姿勢を示す言葉で伝えましょう。

人間関係・コミュニケーション

既に出来上がっている人間関係に加わるのは気を遣いますよね。見えない派閥や地雷もあります。

礼儀正しさの度合いや社員同士の距離感も、職場によって大きく異なります。

合わせられれば問題ありませんが、無理して合わせる必要はありません。同僚は友だちではないからです。

求人条件・雇用条件

いざ配属されたら、言われていたのとまったく違う業務内容だった、労働条件通知書と実際の求人条件が違うなど、話が違うのは問題です。

違うと思ったら速やかに転職先に確認を取りましょう。改善が見られないようなら続けても都合よく使われる可能性があります。

引き止められずに退職する「現実的な対策」3選 

  • 引き止められない退職理由を用意する 
  • 直接人事部門に相談する  
  • 退職代行を利用する(実はおすすめ!)

引き止められない退職理由を用意する

健康問題、家庭の事情、転職先が決まっていれば、退職を受け入れざるを得ません。

退職日は会社と調整する必要がありますが、転職先が決まっていれば退職もしやすくなります。

直接人事部門に相談する  

上司の引き止めが強く、手続きが進まない場合は直接人事に相談もいいでしょう。最終手段ですが、話は進みます。

ただし、上司からの印象は悪くなり、悪い噂となって広まる恐れがあるので注意が必要です。

🏅退職代行を利用する(おすすめ!)

会社と退職のやり取りが煩わしい、今すぐ辞めたい、タイパよく辞めたいなら、退職代行の利用がおすすめです。

退職の意思を伝え続けたり、引き止められるのは、精神的にも体力的にもしんどいもの。最後の力を振り絞ってまで直接退職を伝える必要はないのです。

退職代行で辞めるのがトクな理由

あなたの代わりに退職を伝えてくれる退職代行は、出社せずに退職できたり、即日退職できるので、引き止められずにスパッと辞められます。

一般の退職代行業者は2-3万円で請け負ってくれます。前払い制がほとんどですが、後払いで即日対応(最短10分!)、即ヤメ率100%の「即ヤメ」ならすぐに対応してくれるのでおすすめです。

注意!引き止めが嫌だからとやってはいけないこと

悩む会社員
  • バックレ(無断で会社に行くのをやめる)  
  • 上司以外の人に辞める宣言・相談をする  
  • 職場の文句をいう

退職するにも様々な手続きがあります。無断欠勤してそのまま辞めると失業保険の申請や社会保険の切替などができず、トラブルにもつながり、あなた自身にも不利益があります。

また、周囲に退職の相談や職場の文句を言うのも禁物。噂が広まり、会社に残ることになった時に居づらくなります。

上司が粘着質・気分屋なら、退職の引き止めもしつこいです。タイパよく、心をすり減らさず退職するなら退職代行でサクッと辞めることをおすすめします。

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この記事を書いた人

キャリコンみかんこのアバター キャリコンみかんこ キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタント歴17年
社労士事務所やハローワークでの勤務経験があり、よりよい環境で働くためのヒントが豊富です。
人事業務の経験もあるので、会社側と働く側双方の視点を持って解決策を伝えていきます。

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