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元人事担当のキャリアコンサルタントが解説!

社畜になりたくない!社畜脱出のための自己改革の方法

オーバーワーク

社畜になりたくない!毎日仕事に追われるだけの生活から抜け出したいと思いませんか?
仕事とプライベートをバランスよく過ごし、自分の時間を確保する方法を知りたいと考えるのは自然なことです。このブログでは、元人事担当でキャリアコンサルタント歴17年の筆者が、社畜から抜け出すための自己改革とスキルアップのコツをお伝えします。

(この記事には広告が含まれています)

目次

社畜になりやすい人の特徴 ~性格編~

  • 真面目で責任感が強い 
  • 視野が狭く完璧主義である 
  • 自信がなく断るのが苦手 
  • 仕事以外に趣味を持っていない

真面目で責任感が強い

真面目な性格と強い責任感は、会社からの期待に応えようと無理をしてしまう原因になります。このような性格の人は、意識せずに自分の限界を超えて働くことで心身の健康を損なうリスクが高いです。

視野が狭く完璧主義である

視野が狭く、完璧主義な人は一つのことに集中しすぎて、全体のバランスを見失うことがあります。このため、仕事の優先順位をつけるのが難しく、結果的に長時間労働に繋がりがちです。

自信がなく断るのが苦手

自信がないために、頼まれた仕事を断ることができず、過重な業務を抱え込んでしまうことがあります。断ることは、自分のキャパシティを守るために重要なスキルです。

仕事以外に趣味を持っていない

仕事以外に楽しみや趣味がないと、仕事中心の生活になりやすいです。趣味やリフレッシュの時間を持つことで、心身のバランスを保つことができます。

社畜になりやすい人の特徴 ~勤務態度編~

  • 有給休暇を消化しない 
  • 上司の言うとおりにしか動かない 
  • 会社に忠実で会社のやり方に疑問を持たない 
  • 現状を「仕方ない」と受け入れている 
  • 評価を気にしすぎる

有給休暇を消化しない

有給休暇を使わない人は、常に働いている状態に陥りがちです。適切に休むことでリフレッシュし、仕事の効率を上げることが重要です。

上司の言うとおりにしか動かない

上司の指示に従うだけで自分の意見を持たないと、自主性が欠け、仕事に対する満足感が低くなります。
また、言われたことしかできない人はいいように使われてしまうので、面倒なことを押し付けられたり、重要な仕事に関わらせてもらえません。(元人事担当の筆者が散々見てきたケースです)

会社に忠実で、会社のやり方に疑問を持たない

会社のやり方に疑問を持たず、改善提案をしないと、非効率な方法で働き続けることになります。自分の働き方を見直すことが重要です。

何も考えず漫然と仕事をしている人は、会社から舐められます。つまり、いいように使われてしまうのです。

現状を「仕方ない」と受け入れている

状況を改善しようとせず、「仕方ない」と受け入れると、ストレスが蓄積し、心身の健康に悪影響を与える可能性があります。

「この人には何言ってもいい」と思われ、雑務やめんどうなことを押し付けられてしまいます。

評価を気にしすぎる

評価を気にしすぎると、必要以上に頑張りすぎてしまい、結果的に燃え尽き症候群になるリスクがあります。

頑張ったのに報われなかった時、バーンアウトしてしまう人が多いです。

あなたは当てはまる?社畜あるあるチェックリスト

あなたはいくつ当てはまる?チェックリストで当てはまる数が多いほど社畜状態と言えます。

  • 終電間際まで働く
  • 休日出勤
  • 仕事以外の予定が立てにくい
  • 体調不良を感じても休めない
  • 常に仕事のことを考えている

終電間際まで働く

毎日のように終電ギリギリまで仕事をして、家に帰るのは日付が変わってから、という生活をしているなら、あなたの生活はすでに仕事に支配されています。睡眠時間が短くなると翌日の仕事へ影響が出てしまいます。

休日出勤

休日も仕事のために会社に出勤することが頻繁にある場合、ゆっくり休む時間が取れず、慢性的な疲労に襲われている可能性があります。
労働基準法違反になっていないか、36協定を超えていないかなど、気を付ける必要があります。

仕事以外の予定が立てにくい

長時間労働、急な残業、突然の会社からの呼び出しなどでプライベートの予定が立てられず、友人や家族との時間を取ることが難しい状況が続くと、孤独を感じることがあります。
友人と疎遠になったり、家族の不満が溜まっていると、関係が壊れてしまうこともあります。

体調不良を感じても休めない

休日出勤や連日の残業で体調が悪くなっても仕事を休むことができず、無理して出社している場合、それは非常に危険なサインです。繰り返すと健康状態が悪化してしまいます。

常に仕事のことを考えている

仕事が終わっても頭から離れない、休みの日も常に仕事のことを考えているなら、精神的な負担が大きくなっている証拠です。リラックスする時間を意識的に作りましょう。

自分は社畜だと感じてしまう背景

過剰な業務量や過重労働

長時間労働や過重労働は、心身に大きな負担をかけ、ストレスの原因となります。適切な労働時間を守ることが重要です。

職場の文化(トップダウンの強い組織、体育会系の職場)

トップダウンの強い組織では、個々の意見が反映されにくく、上司の命令が絶対になることが多いです。このような環境では、自分の意見や改善提案が通らず、ストレスを感じやすくなります。

体育会系の職場では、根性や気合が重視され、合理的な働き方が軽視されることが多いです。精神論が支配する職場は、働きやすさに欠けることが多いです。

思考停止状態になる

現状を打破する方法が思い浮かばず、思考停止状態に陥ると、仕事に対するやる気や創造性が低下するだけでなく、精神的にも破綻しかねません。定期的に自分の働き方を見直し、改善点を探ることが重要です。

社畜を生むブラック企業の特徴

  • 長時間労働・過重労働の強要
  • 休日が少ない・有給休暇が取れない
  • 労働と報酬が比例していない
  • 残業代が出ない
  • 従業員の入れ替わりが激しく離職率が高い

長時間労働・過重労働の強要

過労死ライン(月80時間)を超える長時間労働は、健康に重大な影響を及ぼします。法的に守られた労働時間を遵守することが必要です。

36協定が締結・遵守されているか、勤務時間は自分で管理・把握しておくことが大切です。

休日が少ない・有給休暇が取れない

休日や有給休暇が取れない職場は、心身の健康を害するリスクが高いです。少なくとも、労働基準法にのっとった休日を取れないのは問題です。健康面でも定期的な休息とリフレッシュが労働効率を高めます。

労働基準法では、労働時間は週40時間(特定業種は44時間)、毎週少なくとも1回の休日と取ることと定められています。

労働と報酬が比例していない

労働と報酬が比例していない職場は、長期的なキャリア形成に悪影響を及ぼします。時給換算で最低賃金を下回るのは論外。適切な報酬を求めることが重要です。

自分自身で勤怠管理をし、給与明細などをしっかり確認する習慣をつけましょう。

残業代が出ない

残業代が支払われない職場は、労働基準法違反であり、法的な措置を検討することが必要です。残業代込みの給与なら何時間分が給与に含まれているか確認しましょう。

時間外労働には割増賃金が支払われないといけません。割増賃金には、勤務時間外(+25%)、深夜手当(+25%)があります。

従業員の入れ替わりが激しく離職率が高い

高い離職率は、職場環境の悪さを示しています。安定した職場を求めることが重要です。

転職を考えている場合、求人票の平均勤続年数をチェックしましょう。

ハラスメントの横行・精神論の横行

ハラスメントや精神論が横行する職場は、働きやすさを欠きます。健康で安心して働ける環境が必要です。

仕事がおもしろく責任を持って取り組んでいる人は社畜ではない

グーにした手

仕事にやりがいを持ち責任を持って仕事をしている

仕事にやりがいを感じ、責任を持って取り組むことは、仕事の満足感を高めます。自分の役割を理解し、積極的に取り組むことが重要です。

ポジティブに取り組み業績に見合った評価を受けている

ポジティブに仕事に取り組み、業績に見合った評価を受けることは、モチベーションを維持するために重要です。上司や会社側との意思疎通がうまくいっている状況で頑張っているのは社畜ではありません

全体像を把握し周りの状況に柔軟に対応できる

全体像を把握し、周りの状況に柔軟に対応することは、効率的な働き方に繋がります。チームワークを重視し、協力して仕事を進めることが大切です。

自分は社畜かも、と思ったらやるべきこと

視点を変え、現状を見直す

一度客観的に自分の状況を見直しましょう。自分は会社に都合よく使われていないか?理不尽な要求を受けてないか?社畜にならない人は自己責任と会社責任を分けて考えています。

上記の質問の答えがYESであれば、今までの仕事の仕方を見直す必要があります。

心身の健康管理をしっかりする

周りが見えなくなっている状態にいると、心身のバランスが崩れていても気づきにくいです。食事・休養を意識し、できれば軽い運動をしましょう。眠れない、睡眠時間が取れないのは体がSOSを出しているサインです。

NOと言う勇気を持つ

社畜状態にあるとどんな要求にも全力で応えようとします。理不尽な要求にはきっぱりと断れる勇気を持つことが必要です。自分の限界を理解し、それを超えないようにすることが重要です。

断る際は、具体的な理由を説明し、建設的な対話を心がけると理解を得やすくなります。

スキルアップする

現状を打破するためにはスキルアップが不可欠です。より高度な仕事をするなど仕事の幅を広げていけば、今の職場に固執する必要もなくなり、より良い職場環境を求めることができます。

結論:会社を変えない限り職場環境は変わらない。最善かつ近道は転職。

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この記事を書いた人

キャリコンみかんこのアバター キャリコンみかんこ キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタント歴17年
社労士事務所やハローワークでの勤務経験があり、よりよい環境で働くためのヒントが豊富です。
人事業務の経験もあるので、会社側と働く側双方の視点を持って解決策を伝えていきます。

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